アンガー日記

仕事と私生活のログ。

【職場で困ったこと】デザイナーはパソコンに詳しいと思われがち

WEBデザイナーとして入社した会社で、営業さんから、

「このファイルどうやって開くの?」
「このやり方であってる?」

と、デザインとは関係のないパソコン事情について質問されたことがよくあります。デザイナーってなんかパソコンに詳しいと思われがちなんですよね^^; これ結構困りました。

f:id:marugaokun:20180815202006j:plain

送られてきたファイルが開けなくて、イライラしている営業さんが質問してきたことをよく覚えています。

 

「こうやっても、全然開けへんねん!」と実際にファイルを開く作業を見せてもらったのだけど、せっかちなのか、出てくるウィンドウをパパパとクリックしていってしまっていた。早すぎて何をクリックしているのかよく見えなかった。

結局、ウィンドウに書かれていることを読まずにどんどんクリックしていってしまっていたから開かなかったのだけど、作業が早すぎてそれになかなか気づけなかった^^;

「もう!なんで開けへんねーん!!」とイラ立ちが溢れ出てきてしまっていたので、「ウィンドウ、なんて表示されてます?」と伝えてウィンドウをちゃんと読むように促しました。正しいボタンをクリックしたら開けました。

は〜なんでこんなこと私に質問してくるんだ…と思った。

 

社内にデザイナーが少ない会社だと、「デザイナーはパソコン使うのうまい!」「デザイナーはパソコン詳しい!」というイメージが多くの方に染み付いているのかもしれない。

実際はそんなことはない(全くないとは言い切れないけど)ので、なんで私に聞いてくるねん〜と思ってました。デザイナーという職種のイメージでしょうか、パソコンとか、機械とかに詳しい職種、というイメージがあるのかもしれません。

もちろん実際に詳しい人もいると思うんですが、それはどの職種でもそうで、営業さんの中にも詳しい人だっている。

 

私は詳しい方ではなく、むしろ割と機械音痴なところがあるタイプだったし、Macを使っているのでWindowsのこと聞かれても分からない。

分からないなりにも、質問されたら分かる範囲で対応してあげなきゃな〜と思っていました。Macでの作業を想像すれば、Windowもこうやって作業すれば良いのでは?とイメージして対応してた。

 

そんなことがあったわけなのだけど、デザイナーっていうのは、かっこよくてセンスがよくてオシャレで、っていうイメージがあるんだと思うのですが、、
デザイナーのお仕事とは、かっこいいものをつくるお仕事ではなく、設計をするお仕事なのだと考えてます。

グラフィックデザイナーも、WEBデザイナーも、ファッションデザイナーも、目的に向かって設計をしているわけです。なのでデザイナーって設計士なのですよ、みなさん。

感覚でものをつくっていく人たちは、デザイナーではなくアーティストです。

こういう考え方をもっと知ってほしいなと、とある職場で思いましたとさ。